菜の花

菜花の天ぷらをしようと、買ってきておいたパックを開けると・・・。

三本ほど、お花が咲き始めていました。
小さな花瓶に活けたら見る見るうちに葉がパリッとして
春の色に。

七草がゆ

1月7日(人日)は五節供のなかの、七草の節供。
この一年の健康を願い、春の七草でお粥を作りいただきました。
古来より、七草がゆには、若菜の生命力に富んだ若さがめでたいものとされ、
青菜の不足する冬の時期にその補充の意味もあるとのこと。

左から、ハコベラ(ナデシコ科)、ゴギョウ(キク科)、スズシロ(アブラナ科)、セリ(セリ科)、スズナ(アブラナ科)、ナズナ(アブラナ科)、ホトケノザ(キク科の別名コオニタビラコ)

七草を塩を少々加えたお湯にくぐらせ切っていると、青葉のの香りが立ち上がってきました。
あらためて七草を見てみると、とても身近な植物が、ハコベとナズナ(ペンペングサ)。
幼い頃、おままごと遊びをしたときの匂いと同じでした。
その頃を想い出し、みどりの香りを味わいました。

精油の産地を訪ねて~天然樟脳・樟脳オイル 福岡県みやま市~

8月上旬、福岡県みやま市の内野樟脳製造工場さんを訪ねました。
創業150年、国産の樟(くす)の木から天然樟脳と樟脳オイルを作られています。

当日は台風の合間の曇り空で、とても蒸し暑い日でしたが、
内野樟脳さんの前で車を降りた途端、カンファーのすっきりと
さわやかな香りが辺り一面充満していて、気持ちがしゃんとしました。
その香りから、大切な衣類をしまう時の防虫剤や、
幼い頃縁日で買ってもらった樟脳舟などを想い出しました。
工場の前に原料の樟の木が置かれています。

五代目樟脳師の内野和代さんに、樟の木の水蒸気蒸留の
設備を見学させていただきました。

80年以上前から使われている円盤型切削機で
樟の木をチップにするところです。
チップはベルトコンベアーで2階の蒸留釜の甑(こしき)に運び入れます。

竃(かまど)に火を入れ樟脳成分を水蒸気蒸留。
燃料は蒸留後の樟のチップを乾燥させて使うそうです。
燃やした後の灰もまた利用される行き先が決まっているとのこと、
無駄にするところがありません。

竃の後ろが蒸留釜。

二層に分かれた液体の上の方が精油の樟脳オイル。下が芳香蒸留水。
写真奥の四角の上蓋に地下水を流し、下の冷却槽で蒸気を冷やしています。
中では結晶と精油と芳香蒸留水に分離。
精油は樽に入れ更に時間をかけ、不純物を沈殿させます。

結晶を圧搾し油分と水分を取り除くための玉締め式圧搾機。
戦前から使用のものだそうです。
濾過用の麻網に入れて圧搾機に入れます。
樟脳作りは1週間のサイクルで行われ、約5トンの樟のチップからあわせて
30~40kgの樟脳と樟脳オイルを採取。

たくさんの労力と手仕事と熟練の技。
時間をかけて受け継がれて出来た樟脳と樟脳オイル。
大切に活用したいと思います。
香りのこよみアロマ教室でもサンプルで香りをお確かめいただけます。

広尾の新緑

ゴールデンウィークに入り、新緑が眩しい季節になりましたね。
この時期の香林院さん界隈と有栖川公園の緑をお届けします。
教室にいらした時には、ぜひ周辺にも足を運んで、意外と豊富な広尾の緑を楽しんでください。
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祥雲寺さんの鐘と大きなツツジの木。
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有栖川公園、緑の中に新芽の赤が映えます。

藤の花はピークは過ぎていましたが、まだ楽しめます。
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森の中にいるようです。