香水コース(1)教室の様子

香林院さんのお庭の金木犀の香りに秋を感じながらも、
まだ蒸し暑さの残る日でした。
初参加の生徒さんも加わり、今年最後のコースは香りをとことん楽しむ
「香水コース」です。
1回目では、初めに古代から香りがどのような目的で使われてきたかを
ご説明し、古代エジプトの薫物「キフィ」、フランキンセンス樹脂、
ハンガリアンウォーターなど、歴史に残る香りを体験していただきました。
実習は粉末材料で作るインセンスです。
講座で手作りをする時はビーカーやガラス棒など、理科の実験で使う道具を
よく使いますが、お香の材料を練る時には乳鉢を使います。
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適度な柔らかさに練ったら、写真のようなコーン型や
小さめのクッキー型を使って成型します。
こちらの方はとてもきれいに仕上げていらっしゃいました!
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秋の夜長にぜひお香の香りを楽しんでください♪

クラフトコース(3)教室の様子

 
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クラフトコースの最終回は、特徴の異なる基材を使って3つのクラフト、
ボディジェル、フェイスクリーム、バスボムを作りました。
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今回の3つの中で作る時にコツがいるのがクリームです。
乳化剤を使わず、よくかき混ぜることで、油性基材に水分を分散して
なじませます。
この写真では、ビーカーの中にミツロウとホホバオイルを溶かし、
ローズウォーターを少しずつ入れてかき混ぜていますが、
ガラス棒を持った手がブレて写っている様子からも、
一生懸命にかき混ぜていることが伝わりますね。
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このフェイスクリームはミツロウ、ホホバオイルをベースにして、
抗酸化力に優れたアルガンオイル、ローズウォーター、精油も加えて
とても贅沢なものになりました。
いちばん香りを感じる顔に使うものなので、皆さんそれぞれうっとりするような
素晴しい香りに仕上げていらっしゃいました。
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この3回の講座を通して、植物油3種、ミツロウ、植物性乳化ワックス、
シアバター、ハーブ浸出液、ローズ蒸留水、キサンタンガム、
重曹、クエン酸、エタノールそして精油と、実に沢山の基材を使いました。
それぞれ基材の性質を生かし、用途や目的にあったクラフト作りを
これからも楽しんでいただきたいと思います。
次の香水コースは9月22日からです。
クラフトコースは「ケア」を意識した内容でしたが、今度は香りそのものを
楽しむことが目的です。
また皆さんと一緒に素敵な香りを見つけていくことを楽しみに、
ご参加をお待ちしております!

クラフトコース(1)(2)教室の様子

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通常、毎月1回講座のところ、今回は同日に2回分の講座をしましたので、参加された皆様、お疲れ様でした。
クラフトコース1回目では、パーソナルケアカルテを作成し、それをもとに精油を嗅いだり、テキストで精油のプロフィールを確認したりしながら、精油をじっくりと選び出し、ブレンドを組み立てていきました。
休憩をはさんでクラフトコース2回目では、もう皆さん、自分で精油ブレンドを目的にあわせて作れるようになりました。
アロマクラフトを2種類、トリートメントオイルとボディーミルクを作りました。
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次回、6月23日の3回目の講座では、基材の使用感が全く異なるクラフトを3種類、フェイスクリーム・バスボム・ボディージェルを作ります。
ぜひ、お気に入りのアロマクラフトをみつけて、香りのある生活をお楽しみください。

ブレンドコース(3)教室の様子

今年は春の訪れが早かったので、3月の教室と桜の満開が重なりました。
今日は12時からの体験講座、そして14時からのブレンドコース最終回
それぞれの生徒さんとお寺のお花見をさせていただきました。
まず昨年に続いて今年もお茶室「雲中庵」のお庭を拝見。
椿の奥に咲き始めの枝垂桜です。
そのあとお隣の祥雲寺さんのお庭も拝見しました。
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教室ではブレンドコースの総まとめとして「ニュートラルの精油ブレンド」
をつくりました。
これは5種類程度の精油をブレンドして、自分のベースアロマといえるような
ものを作るのですが、とにかく自分が心地よい香りを選ぶことがポイントです。
そして選び出した精油のブレンド比率を割り出すために、
今回はブレンドファクターを使ってみました。
ブレンドファクターとは各精油の香りの強さや安全度を数字で表したものです。
皆さんの作ったものはフローラル系とシトラス系が多く、とても素敵な
ブレンドが出来たので、最後に名前も付けてみました。
オリジナルブレンドの精油を生活の様々なシーンで香らせて活躍させてみてください。
この皆さんのレシピは12月の「香りのお茶会」で「レシピブック」にまとめて
教室の皆さんにプレゼントします。どうぞお楽しみに!
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そして4月からはクラフトコースが始まります。
「好きな香りを使って創る」から一歩先に行きます。
アロマクラフトに使う精油やその他の基材の特徴を学び、
さらにセルフケアカルテを作って自分の体質や体調をとらえ、
自分に最適なアロマクラフトを作ります。
アロマが初めての方も、もっと香りを使いこなしたい方も、
ぜひご参加ください!詳しくはこちらをどうぞ。

ブレンドコース(2)教室の様子

今日は梅が見頃でした。
こちらは香林院さんの先にある祥雲寺さんの枝垂れ梅です。
生徒さんがきれいに撮った写真を見せてくださったので、お借りしてご紹介します。
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さて、ブレンドコースの2回目は、まず前回に作ったオンとオフのスプレーを使った感想を伺いました。
「オフの香りを眠る前にベッドルームにスプレーしたら、花粉症のせいで悪かった寝つきが良くなった」
「オンもオフも家で使っていたら、家族にいい香りだねと言われた」などなど。
そして今日の本題に入り、精油をブレンドする目的や環境における香りの役割などについてお話し、実習では香りによる空間演出の実践としてアロマリードデュフューザーを作りました。
アロマリードデュフューザーとは、ボトルに挿したスティックが香りを含んだ液体をゆっくり吸い上げ、空間に香りを拡散するものです。インテリアのお店などでよく見かけるようになり、中にはかなり高価なものもありますが、精油を使って簡単に作ることができます。
生徒さんには、まずこれを置く場所や目的・テーマ、イメージなどを想定して書き出してもらってから、ブレンドに使う精油を選んでもらいました。
精油は成分によって色が違うので、こんなきれいな青に仕上げた方も。
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ちなみにこちらは玄関に置いて、外と内の切り替えになるような香りをテーマに、大好きな沈丁花や梅の香りを連想するような香りをつくりたいという想定で作られました。
次月の最終回の頃には桜が見頃になりそうです!

ブレンドコース(1)教室の様子

今年の「香りのこよみ」は3回連続で一つのテーマにじっくり取り組みます。
生徒さんは昨年から引き続きの方も、今年からご参加の方もいらっしゃいますので、1回目ではエッセンシャルオイルとは何か?ということから話を始め、精油や生の植物の香りの体感をしていただきました。
そして、精油を安全に使うための注意点や実践上の禁忌など、最初に押さえていただきたい事をお話したあとは、今日の実践、「オンとオフのスプレー」作りです。
香りの印象や効果は植物によってさまざまであることを体感するために、生活の中でオンとオフの場面をイメージして、各場面に使う香りをブレンドしました。
皆さんのイメージしたオンの場面は「おしゃれをして出かける時」、「人前でしゃべる時」、「つらい花粉症の時期に集中力を高めたい時」など、オフの場面は「自分の部屋でのんびり過す時」、「興奮した頭を冷ましたい時」などでした。
それぞれにイメージした場面に相応しい調和のとれたブレンドができました!
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今年は生徒さんが作った香りの「レシピ集」を1年分まとめて、最後に生徒の皆さんでシェアしたいと思っています。
今回、皆さんのブレンドがそれぞれに素晴しいものだったので、今からレシピ集の完成がとても楽しみになりました。
また、人と香りの歴史や「ホリスティック・アロマテラピー」の概念についてもお話しし、アロマテラピーのターニングポイントとなった2冊の本、マルグリット・モーリー「生命と若さの秘密―マルグリット・モーリーのアロマテラピー」の英語版と、ロバート・ティスランドの「アロマテラピー〈芳香療法〉の理論と実際」をご紹介したところ、読んでみたいという方がいらしたので、早速、貸し出し中となりました。
今や現代アロマテラピーの古典の域に入ったともいえそうなこの2冊ですが、機会があればぜひ手にとってみてください。
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第11回教室「おもてなしの香り」教室の様子

今年最後の教室は温かい陽射しに恵まれました。
初めに、先月に作った香水を持ってきていただいたので、熟成後の香りの変化を皆さんでシェアしました。
「香水作りがすごく楽しかった!」という感想をいただいて、来年のじっくり取り組む「香水コース」はさらに楽しいものにしたいと思っています。
その後、今月のテーマに移り、自宅にお客様をお迎えする場面をイメージして、「おもてなしの香り」の精油をブレンドしました。
香りの系統や持続時間を考慮しながら、精油を5,6種類選んでいただきましたが、アクセントになるスパイス系などの精油は、1,2滴加えただけでブレンド全体の印象を大きく変えるので、細かい調整をしながら慎重に完成させていきました。
ブレンド精油は一つ作っておくと、とても役に立ちます。
今回はソイワックスでキャンドルも作りましたので、芯のくぼみにブレンド精油を垂らしてお部屋に香らせることができますし、アロマライトやデフューザーに使ったり、エタノールと精製水で薄めてスプレーにしても使えます。
いろいろと試してみてくださいね!
来年1~3月の「ブレンドコース」では今回のような空間の香りの演出をTPO別に考えていきますので、「また違う香りをつくってみたい」という方、「今回、参加したかったけど出来なかった」という方もぜひどうぞ!
手作りのポマンダーもご紹介しました。(下の写真の左側)
ポマンダーとはヨーロッパで昔から作られていた、日本の薬玉のような香り玉です。
今では生のオレンジに乾燥クローブを刺して、シナモンパウダーを振り掛けるという作り方が定番のようです。
クローブの強い抗菌力のおかげで、何年も腐らないそうです!
また、嗅覚のしくみや特徴を図解で確認しました。
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最後に今年1年間の教室を振りかえって、参加者の皆さんの感想を聞かせていただきました。
 「色々なものが意外と簡単に作れることを知って、自分でも作れるんだ!という発見だった」
 「自分の好きな香りの系統があることがわかった」
 「精油ごとの特徴がなかなか覚えられないので、もっと覚えてブレンドできるようになりたい」
などなど。
皆さんの香りとの出会い、発見、そして使いこなすというステップを、来年もご一緒したいと思っていますので、「香りのこよみ」へのご参加をお待ちしております!
2013年のご案内はこちらです。

第10回教室「冬のプレゼント」教室の様子

青空に色づいた木々が映える頃になりましたが、
空気の冷たさは冬の到来も感じさせます。
今回は冬本番の頃に完成する自分へのプレゼント、香水作りです。
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精油だけで作る香水は、合成香料を使った香水のようなくどさがなく、
香水が苦手とか、香水は使う機会が無いという方でも、
さりげない香りの演出を楽しむことができます。
レシピはフローラル、シトラス、ウッディの3種類のサンプルを用意し、
その中の好きな一つをもとに個人のアレンジを加えました。
「女子力アップ」とかワイワイ盛り上がりながらオリジナルの香水が完成し、
リボンをかけて記念撮影。
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熟成後の香りも皆さんでシェアしたいので、来月もご参加くださる方には
香水を持ってきていただくことになりました。
今回はこれまでで最年少の小学3年生の女の子がお母さんと一緒に
参加してくださいました。
なんと香水作りに興味があるとのことでした。
香水に使う何種類もの精油を皆さんに嗅いでいただきましたが、
ジャスミンを嗅いだ瞬間、思わず眉間にクシャッとシワが寄る、
というような子供の素直な反応が可愛らしくて(さすがに濃厚過ぎたのでしょうね)
彼女の表情から目が離せませんでした。
また参加者の方からは、先月のリップクリームを、いつも唇がひび割れてしまう
ご家族が使ったところ、ひび割れがなくなったという報告をいただきました。
そのうちに皆さんの香水効果の報告も聞けるでしょうか♪

第9回教室「呼吸-喉と鼻のケア」教室の様子

気温が下がり始め、空気の乾きも強まってきましたね。
今回は最初に呼吸器のしくみや呼吸器のケアに役立つ精油をご紹介し、
早速その精油を使って蒸気浴をしてみました。
洗面器のお湯に精油を垂らして香りとともに立ち上がる蒸気で喉、鼻を潤します。
実は...今回の教室を前に風邪を引いてしまいまして...(^^;)
ここしばらくは寝起きの蒸気浴を日課としています。
皆さんがスーハーと蒸気を浴びているところをパチリ。
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この後に5種類の精油を使ってガーグルを作り、最後にリップクリームを作りました。
乾燥対策に役立ててくださいね。
参加者の方から、先月の教室で作ったローズ化粧水を使っていたら、
しばらく気になっていた吹き出物が出なくなった、という感想を伺いました。
化粧水だけの効果では無いかも知れませんが、嬉しい報告でした。

第8回教室「秋のローズスペシャルケア」教室の様子

暑さ寒さも彼岸まで-と言われる通りに、ひんやりした雨の日になりました。
今回は夏のダメージを受けた肌を元気にする精油、芳香蒸留水、ハーブ、クレイの使い方を紹介し、ローズの蒸留水を使った化粧水を作るという盛り沢山の内容でした。
お手入れをした肌と、しない肌の違いを実感していただくために、片側の手の甲だけにハーブでゴマージュ(スクラブ)をした後、クレイパックをしてみました。
10分間置いて洗い流すと...
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じゃーん!!
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お手入れをした左手の方がさらに肌色が白く明るくなりました。
クレイには吸着、浄化、保湿などのはたらきがあり、パックのあとは肌がしっとりしてなめらかになります。
「肌理が整ってる!!」体験した方の第一声です。
その上に、今回作ったローズの化粧水をつけます。
また鍋を使った蒸留法も紹介しました。
写真は事前に撮ったものですが、教室でもこれと同じ鍋(浅、深、2段のザルのついたパスタ鍋)を使ってレモングラスを蒸留しました。
まず鍋の底に精製水をいれ、深い方のザルに材料を入れます。
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その上に浅い方のザルに器を置いて重ねます。
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蓋を裏返しに置き、火に掛けます。ハーブの良い香りがしてきます。
蓋の内側に水蒸気が水滴となって付き、蓋の取っ手を伝って器にたまります。
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自分で育てたハーブや摘んできた野草などがある時に、この方法で蒸留水を作って化粧水などが作れます。
ぜひ試してみてくださいね。